『蓄電池　卒FIT後対策で運転モードを設定変更しました！』

流山市／A様・八千代市／Y様・千葉市／A様　【リチウムイオン蓄電システム（各邸共通：京セラEGS-LM0320　3.2kw）】

こんにちは、太陽光発電・蓄電システム担当の水野です

今回は最近お問合せの多い「卒FIT後の蓄電池有効活用」で実施した蓄電池の運転設定変更をご紹介します

 

 

 

 

まず、「卒FIT後」をおさらいしておきましょう

FITとは「固定価格買取制度」という国が定めた再エネ制度です。

太陽光発電で生み出される余剰電力は固定価格で10年間（住宅用）買い取ってくれる仕組みなのです。

この10年間を満了した方のその後をどうするか？これを俗に「卒FIT後」と言います。

今回はこの条件に当てはまるお客様の対応のご紹介となります。

 

 

 

 

この3件のお客様は既に太陽光＋蓄電池を導入していただいており、お引渡しの際に、蓄電池を『経済モード』にしていました

太陽光で発電した電気の余剰分を売電することを優先するモードで、売電単価が高いときには経済効果が得られる通常の運転モードです。

ところが、FITを終了すると売電単価が大きく減額するため、「余った電気を安く売るなんてもったいない！自分の家で使って電力会社から購入する電気量を減らした方が絶対にお得！」という状況になるのです

 

 

 

 

そこで運転モードを「グリーンモード」に切替えて、発電の余剰分を蓄電池側の充電に回すモードにするのです。

さらに、充電が満タンになった場合、かつ余剰分があればこれまで通り自動で売電になるので全く損はしません。

もちろん太陽光の発電が弱い時間帯には蓄電池からの放電で消費電力を賄ってくれますし、万一の停電の際に貴重な電源として家を守ってもくれるのです

これが蓄電池が支持されている大きなポイントです

 

 

 

 

実際に運転モードを切り替えた後の電気の流れをリモコンで見てみると・・・

 

 

 

どのお客様からも「電力会社から購入する電気ができるだけ少なくなると、電気代も助かるね」

「これからは自家消費を意識して節電しようかな」というお声をいただきました

こうした一般家庭のエコライフが全国のCO2の削減につながるといいなと思います

また、この型式の蓄電池はフィルターのお掃除が必要なので、確認しておきました

年1回程度、掃除機などで簡単にお手入れができますよ！

 

 

 

 

 

 

 

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